「犯罪からの子どもの安全」とは

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国崎 信江

(写真)片山 恒雄 総括

【プロフィール】

横浜市生まれ。危機管理教育研究所所長。危機管理アドバイザー。女性として、母として「子どものいのちを守る」研究を中心に独自の視点で防災・防犯・環境・生活上の事故対策を提唱している。講演、執筆、プログラムコーディネイトなどの活動を行う傍ら内閣府「中央防災会議首都直下地震避難対策等専門調査会」専門委員などを務める。現在は講演活動を中心に各メディアでも情報提供を行っている。

【一言】

社会を震撼させる子どもが巻き込まれる犯罪が相次いで起きています。いまだ容疑者が検挙されていない事件も多くあります。地域における見守り活動や防犯器具、防犯システムを活用してもなお安心感が持てずにいるというのが現状です。子どもを守るためには他にどのような手法があるのか、研究者および現場で問題解決に携わっている方は常にこの問題と向き合っています。そしてその手法が科学的根拠を持って確実に安全を体感できる成果につながっていくことも期待されているのです。社会技術研究開発センターでは今年度から新しく「犯罪からの子どもの安全」について研究開発領域が設定され、10月からプロジェクトが始動しました。領域アドバイザーとして、研究の成果が社会実装されるよう、プロジェクトを見守っていきたいと思っております。科学的な知見や手法が、具体的にどのように防犯対策につながるか、またその成果がいつ頃現れるのか、何を持って効果があったと評価するのかなど課題はありますが、先進的な研究開発プログラムの推進を期待しています。